退職代行体験談
私はかつて、タクシー運転手として勤務し、退職トラブルに巻き込まれた経験があります。私の場合、会社側の不手際が原因でトラブルが発生し、それが退職につながってしまったので、その詳細についてお話ししていきたいと思います。
私が勤めていたタクシー会社は、比較的大きな会社であり、車両数もかなり多い繁盛店でした。私自身も、新卒でこの会社に入社し、長期にわたって運転手として働いてきました。しかし、退職することになったのは、ある日のことでした。
私が退職したいと思ったきっかけは、わずかな給料の減少でした。会社が新たに導入したシステムの影響で、わずかながら給料が下がったのです。それまであれだけ頑張って働いてきたのに、その結果が給料の減少だけだったのは、やり場のない怒りを覚えました。ただ、退職届を出す前に、会社側に相談することにしました。
そして、退職届を出そうと、会社に向かいました。そこで、思わぬトラブルが発生してしまいました。私が先に会社に来たのですが、その直後に、他の運転手が働いている車に、自分以外の人物が乗り込んでいくのが見えました。
その状況に驚いた私は、その場で問い質すと、その人物が他の運転手の家族だとのことでした。しかし、その運転手は、自分が乗務している車に誰かが乗ったことを会社に報告しておらず、許可を得ていなかったのです。
私は、この状況がおかしいと感じ、会社側に報告しようとしましたが、“お前が出て行け”、“そんなこと関係ないでしょう”といった感じの対応で、会社側は事態を事実上放置してしまいました。
その後、私は車庫を出発し、仕事をこなす中で、この問題にどう対処すべきか考えていました。結局、私は、問題が根深いため、そのまま会社を退職することに決めました。しかし、即座に退職ができるわけではなく、退職願いを持ち帰り、3日後に再度、会社に来るといったプロセスを踏まなければなりませんでした。
退職願いを届けたところ、あまりにもスッと退職を認められたため、退職金をもらうことができず、私は大きなダメージを受けたと感じています。
このように、一見すると些細な問題から進んで、大きなトラブルに発展することもあることが、私自身の経験からわかりました。私は今後も、このような問題については、早期に対処して、トラブルを未然に防ぐよう心掛けたいと思います。
