退職代行体験談
私は以前、ファストフード店でアルバイトをしていました。長期間勤めていたわけではありませんが、数ヵ月程度店舗で働いていました。今回は、私がそのファストフード店を退職することとなった経緯と、その際に起こったトラブルについて述べたいと思います。
私は仕事が好きで、とても真面目に働いていました。しかし、そのファストフード店には、店長や先輩スタッフからの扱いがとても悪かったため、退職することを決意することになりました。
最初に問題となったのは、シフトの組み方でした。私は、学生であったため、授業がある日は仕事を休む必要がありました。ところが、店長はそのことを理解してくれず、学校の授業があっても休めないようにシフトを組んできました。更に、私が明言しているにも関わらず、遅い時間帯のシフトばかり回されたこともありました。
それだけでも辛かったのですが、もう一つの問題として、店長や先輩スタッフからのパワハラがありました。怒鳴られることも多く、理不尽な扱いを受けることが日常的でした。その頃私は、これが普通なのだと思っていましたが、後に職場を変えて、そうであるべきでないことを知りました。
さらに、私が休暇を申請する際に、店長から「あなたが休むと店が回らなくなる」と言われました。私はその言葉に対して、自分がアルバイトであることを忘れ、自分がその店を支えていると思いこんでしまいました。
しかし、退職の決定を下す直接的な引き金となったのは、シフトの調整に関するトラブルでした。私は、休暇の申請書を提出した後、学校の試験期間があったため、シフトの変更を申請しました。ところが、その申請が無視され、その間に私が予定していた試験に欠席することとなりました。それでも、私は仕事に従事しようとしましたが、先輩スタッフから、試験に行くのであれば辞めるしかないと言われ、ついに私は自信を持って退職を決定しました。
退職後に問題が生じました。当時、私は弁護士に相談したところ、給与未払いの問題があることがわかりました。私の給与明細には、基本給をはじめ、残業代や休日出勤の手当が明細書に記載されていましたが、実際に給与日になると、支払額が少なく、未払いが発生していたのです。
弁護士に相談することで、未払い部分を請求することができましたが、そのためには裁判所に訴訟を起こす必要がありました。週に2日程度、働いていたバイト代であるにも関わらず、恐ろしい金額を払わなければならなかったことがとてもショッキングでした。
まとめると、私が働いていたファストフード店では、シフトの組み方やパワハラなど、退職トラブルに発展するような悪質な状況が多く存在していました。退職後に発生した未払い問題は、全て正当な要求に基づくものであり、それに対して正当な対応がされず、しかも弁護士に相談することで大きな金額を要求されました。
私たちがアルバイトをするとき、給与や待遇など雇用者の責任があることを考える必要があります。そして、もし不当な扱いを受けた場合は、適切な手段を用いて自分の権利を守ることが大切だと思います。
