退職代行体験談
私は以前、某家電量販店で販売員として勤務していました。当時は、私が所属していた部署が好調だったため、給与面も待遇面も満足していたのですが、ある日突然、人事から「あなたは退職勧告を受けた」と言われました。
その時は、正直に言ってショックでした。私は、自分が改善しなければならない点があったにしても、いきなり退職勧告を受けるようなことは想像もしていませんでした。そこから、私の退職がトラブルに発展することになりました。
まず、私は上司に面談を申し込みました。退職勧告の理由を聞きたかったのですが、上司は「あまり言いたくないが…改善点が見つかってしまった」と答えて、詳らかには話してくれませんでした。私は、このままでは退職しなければならないかもしれないと焦りを感じましたが、再度面談を申し込んで、カウンセリングや指導を受けることにしました。
しかし、その指導は全く続かなかったのです。私は、再度面談を申し込みましたが、上司から「今日は時間がないので、また後日」と言われたまま、その後何日も経っても面談が実現しませんでした。私は、自分が改善しなければならない点はどこなのか分からず、絶望的な気持ちになっていました。
そこから、私は会社に対して不信感を抱いてしまいました。そして、いつの間にか、私の退職が噂になっていることを知りました。私が退職を決意した理由は、このままでは不利になると思ったためです。もうこのままだと、会社側の都合で退職したことになってしまい、今後の就職活動に響いてしまう気がして不安になっていました。
しかし、私は何とか会社と話し合い、退職がスムーズに進むように調整しました。もちろん、私も退職時には何かしらの貢献をしたかったため、最後まで部署の仕事をきっちりとやりきりました。
今思えば、会社側からの指導不足が、私の退職トラブルを招いた原因だと思っています。もし指導がしっかりと行われていたならば、私も部署のみんなと一緒に働けたかもしれません。しかし、会社側がそのような姿勢をとらなかったため、私の退職は非常に苦しいものになってしまいました。
今でも会社への不信感や、あの時の辛い思い出が忘れられず、少し傷ついたまま過ごしています。しかし、この経験が私にとって、今後の仕事に対する姿勢をより深く考えさせる機会となったことは間違いありません。
