退職代行体験談
私が以前勤めていたマーケティング会社では、社長が突然の方針転換をし、従業員に対して過度な業務負担をかけるようになりました。そのため、私を含めた多くの従業員がストレスに苦しみ、退職する人も出ていました。
私自身も、仕事に対するストレスで体調を崩したことがありました。そのため、心療内科に通院し、医師から「仕事を辞めることが一番の解決策だ」と言われました。それでも、当時の私は仕事に一生懸命取り組むことが大切だと考え、転職を躊躇していました。
しかし、ある日、私たち従業員に会社からの公式なお知らせが届きました。そこには、社長が会社を退任することとなり、新たな経営陣が就任することが発表されました。
新たな経営陣は、従業員の福利厚生や労働環境の改善に力を入れ、私たち従業員が働きやすい環境を整備してくれました。その結果、私も含めた多くの従業員が「やりがいを感じ、会社にしがみつきたい」という気持ちに変わりました。
しかし、新たな経営陣にも問題がありました。彼らは、社長就任前に派遣会社から出向してきた人たちを優遇し、それ以外の従業員には冷ややかな態度を取るようになりました。私は、自分たちの業務に対するやる気の低下や、働きやすい環境が損なわれることを危惧し、上司に意見を出しました。しかし、私の意見は一切聞き入れられませんでした。
このような経営方針の変化により、私自身も「このまま働いていてもプラスになることはない」と感じるようになり、深刻な退職を考えるようになりました。結局、私は辛い決断をし、退職を決意しました。
しかし、退職後にも問題は続きました。私が退職した後、私の前任者にも故意ではないと思われる誤解が生じたため、それが原因で私の先輩から「この会社には利用されるだけだ」と言われ、私自身も辞める前にエスカレートしたトラブルに巻き込まれることになってしまいました。
私は、自分が正当な理由で辞めたことを伝え、また「新たな働き方や生き方を模索する際は、再び協力してくれることを願っている」と伝えました。それに対して相手側は、「不満があったことは誠に申し訳ありませんでした。その時は、誤解が生じたこともあって、弊社側にも反省するところがありました」と返答してもらえました。
退職後、私は新たな職場で働くことができ、今に至っています。今でも、当時の会社で学んだことは多くありますし、将来的にもその経験が役立つことは十分あり得ると考えています。
