退職代行biz

私は教育補助員として、小学校で10年間勤務していました。しかし、最近になって退職トラブルに巻き込まれることとなりました。今回はその体験談を4000文字以上で書かせていただきます。

私が勤める小学校は、人間関係が非常に良く、職員同士で協力し合っているところが自慢でした。ところが、その中でも特に親交が深かった同僚がいました。私たちは、日常から週末まで、いつも一緒であり、些細なことでも相談し合う仲でした。

ところが、ある日、その同僚が急に辞めてしまったのです。私は驚きましたが、周りの人たちは「やむを得ない事情があったのだろう」と受け止めていました。ところが、その後、退職理由が徐々に明らかになっていきました。

まず、同僚は上司からイジメを受けていたようです。上司は、同僚が持つ特殊な知識や技術を「知らない」と言い、そのために同僚を強制的に仕事をせざるを得ないような状況に追い込んでいたそうです。そして、その上司は「君は能力が低いから、退職するのがベストだ」といったような発言を繰り返したため、同僚は退職することになったようです。

そして、退職後も同僚は取り立てて上司に文句を言うことなく、黙っていたようです。しかし、上司が「彼女は能力が低いから、退職したのが当然」と他の職員に話したことが、同僚にバレたため、同僚はショックを受けました。そして、その上司は、同僚の退職後も、「こんなところには向いていなかったんだよ」と発言し続けたため、退職した同僚が心身ともに疲弊してしまったようです。

私たちは、同僚の退職後、その上司への不信感が高まっていました。そして、私自身も上司から嫌がらせを受けるようになりました。仕事を振られた直後に「誰がやっても簡単なのに、君だけやらないのか」と言われたり、「君のやり方じゃなかったら、もっと良くなるはずだったのに」と言われたりするようになり、精神的な負担が大きくなっていきました。

そして、退職を決意したとき、上司に理由を伝えたところ、「こんなところでは向かなかったんだね」としか言われなかったため、悔しさがこみ上げてきました。同僚が辞めるときに、何も言わなかった自分が悔しかったのです。

その後、私は退職したときに、上司からの嫌がらせを避けるために、直属の先生に相談しました。先生は、「あなたが辞めることになってしまったのは残念ですが、堂々と立ち上がってほしいと思います。責任を取らなければいけないのは、あなた自身ではありません」というアドバイスをくれました。

私はその後、上司に会って、「私が退職することについて、どう思いますか？」と聞いてみました。上司は「そんなことを聞く必要はない。君が言いたいことは何だ？」と言いました。そこで私は、「貴方のやり方が私たちを苦しめていることがあると思います。これまで何度も嫌がらせを受けてきましたが、もうここで働くことができなくなりました」と伝えました。

上司は穏やかに、「私たちが助けあって仕事をしているのは事実だが、中には相手の気持ちや考え方を理解することができない人もいる。そういう人は、多かれ少なかれ、不満が出てくることがある。君もそのような人だったようだが、まあそれはそれでよかったんだ。次に向かって頑張ってほしい」と言いました。

私はその言葉に励まされました。でも、上司が今後も同じようなことが起こらないようにするため、文書で事情を報告しました。そして、数週間後、上司から謝罪の手紙を受け取りました。上司は、「貴女からのお叱りを受け、自分が本当に悪かったと思い、大変反省しています。また、同じようなことが起こらないよう、心掛けます」と書いてくれたのです。

私はその後、上司の対応が変わり、働きやすくなりました。現在も、その小学校で教育補助員として頑張っています。退職トラブルを経験したことで、私は自分自身を見つめ直すことができました。上司からイジメを受けても、無視したり、閉じこもったりせずに、言葉で伝えることで改善できることもあるのだと学びました。そして、建設的なコミュニケーションをすることが、職場の改善につながるということを知りました。

今回の体験を通じて、教育補助員としての成長だけでなく、人としても成長できたことを感じています。これからも、職場と上司との良好な関係を築き、小学校の児童や教師たちから信頼される教育補助員であり続けたいと思います。