退職代行体験談
私は30代後半の主婦で、映画やドラマのエキストラとして数年間働いていました。
私が所属していたエキストラの派遣会社は、主に大手の映画製作会社と契約を結んでいました。私は毎回、役者やスタッフたちと共に、撮影現場で待機し、出番があればその場で演技をしていました。
エキストラの仕事は、決まったスケジュールがなく、急な変更や長時間の待機があったりと、不規則な生活でしたが、私はその雰囲気が好きだったため、毎回楽しみにしていました。
しかし、退職することになったきっかけは、ある映画の撮影現場でのトラブルでした。
その映画は、大作映画の一部で、豪華なセットや有名俳優たちが出演していました。私は、その撮影現場でエキストラとして待機していました。
当日は、朝早くから撮影が始まり、私たちは外で待機していました。しかし、時間が経つにつれ、映像の演出や照明、エキストラの位置決めなど、撮影スタッフたちの調整がうまくいかず、待機時間が長引くばかりでした。
私たちはその間、何度か休憩を挟みながらも、疲れとストレスがたまっていくばかりでした。
結局、その日の撮影は夜中まで続き、私たちは疲れ切って撮影現場を後にしました。
その後、私はエキストラ派遣会社に対して、待機時間の長さや疲れのたまり具合について、改善を求めるメールを送りました。
しかし、会社側からは、「撮影には時間がかかることもありますし、エキストラの待機時間は仕方がないと思ってください」と返信がきました。
私はその返信に不満を感じ、会社に電話をかけました。そこで話を聞いた担当者は、私たちエキストラが日当をもらっているということを理由に、待機時間が長くなっても我慢するしかないと言いました。
私は、エキストラとしての待機時間が長いことは分かっていましたが、それでも自分たちに最低限の待遇があることを求めたかったのです。しかし、会社側は私たちエキストラを全く配慮しないような対応をしていたため、私はこのまま会社に勤め続けることができないと判断し、退職することになりました。
その後、私は新たな職場で働くことになりましたが、映画やドラマの世界に憧れを持ち、再度エキストラとして働くことも考えています。ただ、今度は、会社やスタッフたちとのコミュニケーションをしっかりと図り、労働条件についてもしっかりと確認しながら働きたいと思います。
