退職代行体験談
私は数年前にあるネイルサロンで働いていた時、突然退職することになりました。退職トラブルを抱えることになるとは思ってもいなかったので、非常に困惑しました。
私が辞めた理由は、私たちのボスの言動に対する不満と、私たちに与えられた業務量が過剰だったためです。業務量が過剰であることに加え、私たちのシフト表が頻繁に変更され、私たちが予定を立てることが難しくなっていました。
私たちのネイルサロンでは、カスタマーサービスに重点が置かれていました。常に"お客様第一"というスタンスが徹底されており、そのことに反する行為は絶対に許されませんでした。しかし、ボスはフレンドリーな見た目によらず、カスタマーサービスが足りないとアドバイスすると怒り出しました。
私たちがネイルの施術をする際は、お客様の状態を見極め、お客様が求めるネイルデザインやスタイルに合わせて施術を行います。しかし、私たちが施術にあたる前にボスが常にチェックをしていました。これには私たちも反発し、不快に感じていました。
ボスは"お客様のため"という理由で、私たちが行った施術について常に意見を言い、指示を出していました。私たちが抱く"不満"という感情も、ボスが私たちに与えた指示について不適切があったためで、辞めるしかなかったというのが本当の理由でした。
退職を伝えた時、ボスは私たちが辞めた理由を真摯に受け取ってくれませんでした。むしろ、"この仕事は私たちの仕事であり、自分たちが一番よく知っている"と私たちを軽んじるような言葉を投げかけました。私たちは、私たちの批判を受け止める態度なしに、ただ受け流されてしまいました。
退職が決まってからも、ボスは私たちに本当に必要なのか、私たちが辞めたらどうなるのか、などを質問し続け、ストレスと感じることが多かったです。辞めたことがボスにとっては、困難をもたらすものだったと思います。
さらに、私がサロンで働いていたとき、同僚の一人が体調を崩し、急遽シフトの変更をすることになりました。しかし、ボスはその変更を拒否し、同僚を辞めるように迫りました。当時は、私も私たちの仕事に対する不満があったため、その拒否に同意しました。しかし、今になってみれば、同僚を支援することがその時点で私たちにできた唯一のことだったと思います。
全てのトラブルが解決したわけではありませんが、私たちが経験したことからは、ボスと従業員との関係は常に良好である必要があるということが分かりました。従業員は、自分たちに与えられた業務量に対して不満を持っていたかもしれませんが、ボスは常に私たちの視点に立って、私たちをリスペクトすることが必要であったと思います。これらの問題は、ボスと従業員とのコミュニケーション不足や、相手に対する配慮が足りないことに起因していると思います。
今思えば、私が退職トラブルに陥ったのは、私たちがカスタマーサービスに徹しているにもかかわらず、ボスが私たちの仕事に関して十分なアドバイスを求め、サポートをしたことが一因となっています。私たちがカスタマーサービスのために尽力する中で、ボスが私たちをサポートすることが必要だったと思います。
今回の経験から、私は常に従業員の立場に立ち、彼らに最善のサポートを提供することが重要であることを学びました。ボスも常に従業員の状況を考慮し、彼らが快適に働ける環境を提供することが必要だと思います。私自身も経営者になった時、従業員が満足できる環境を提供することを目指していきたいと思います。
