退職代行体験談
私は、ある美容室でヘアスタイリストとして6年間勤めていました。一度目の退職トラブルは、私が子供を出産することをきっかけに起こりました。
私は妊娠中に出産休暇を取り、産後は復帰することを希望していました。しかし、復帰時に経営者から「顧客は妊娠中から離れてしまったので、1から集客しなければならない。新しい人材を採用するしかない」と言われ、私の復帰の希望は却下されてしまいました。
私はそのまま辞職することになり、退職金や未払いの給料などがきちんと支払われるまで、何度も催促や交渉を続けなければならなかったです。
2度目の退職トラブルは、私が別の美容室に転職した後に起こりました。
私が転職先で働き始めた直後に、以前勤めていた美容室から訴訟が起こされました。理由は、「その美容室に在籍していた顧客が転職先にも通うようになったことから、顧客名簿が盗まれたと主張し、損害賠償を求めた」というものでした。
私はその訴訟の影響を受け、転職先の美容室での仕事もうまくいかず、ストレスのたまり具合が増す一方でした。結局、その美容室と和解したものの、私は再び退職することになりました。
3度目の退職トラブルは、私が独立し自分の美容室を開いた後に起こりました。
私は自分の美容室を独立開業する前に、施設や経営についての契約書には相手方の責任を必要最低限にとどめるように心がけ、諸々の情報を厳重に管理していました。
しかしながら、オープン後しばらくして、「盗難が発生した」とクレームが来ました。盗難とは、私の美容室において顧客データが盗まれたというものでした。
私はそのデータを管理していたパソコンのセキュリティ強化に努めたり、スタッフに細心の注意を促したが、そのクレームの結果、長期間の交渉を経て賠償金を払うことになりました。
そして、最後にその美容室を閉めることになり、今度は借主に対する問題に直面しています。
退職トラブルというのは、思いもよらない形で起こる場合があり、対処が難しい事がしばしばです。今後も細心の注意と備えを怠らず、トラブルに負けないよう、社会人として成長していきたいと思っています。
