退職代行体験談
私は20代後半の頃、美容師として働いていました。初めての職場で、それまでの経験を活かし、熱意を持って仕事に取り組んでいました。しかし、その職場での体験がトラブルとなり、私はその後退職することになりました。
まず、私が働いていた美容室は、オーナーが1人で経営していました。オーナーはとても優しく、仕事に対しても厳しい指導をしてくれました。しかし、店内の雰囲気が常に暗く、スタッフ同士のコミュニケーションが少なかったことが、私には少しストレスとなっていました。
さらに、私が働いていた美容室では、残業代が出ないという問題が発生しました。私はカットやカラー、パーマの施術に加えて、シャンプーや洗髪、清掃といった、美容室での必要な業務を担当することになりました。日々の仕事量は多く、定時に上がれることは滅多にありませんでした。それなのに、残業代が出ないという状況が続いたため、私は不満を持ち始めました。
この残業代の問題は、私だけでなく他のスタッフも抱えていた問題でした。しかし、私たちはオーナーに相談しても、何度も「そんなに残業しなくてもいいだろう」と言われるばかりで、解決しないままでした。
そして、最終的に私はその美容室を退職することになりました。退職の理由は、残業代が出ないことに加え、私が担当する予定だったヘアセットの依頼が、突然他のスタッフに変更されたことがきっかけでした。私は業務に対する責任感が強かったため、これに関しては不満を持つことになりました。
私は退職の挨拶をオーナーに言いましたが、相手にされず、翌日からも通常通りの業務をこなすように言われました。私はショックを受け、怒りを感じたため、これを機にすぐに退職を希望し、最後の業務をこなしてその美容室を去りました。
その後、私は他の美容室で働くことになりました。そこでは、残業代がしっかり支払われるとともに、同僚たちとのコミュニケーションも楽しく、充実した仕事をすることができました。今では、それまでのトラブルを乗り越え、新しい環境でキャリアを積むことができました。
この経験から、仕事においては、自分の権利をしっかり主張することが大切だと感じました。また、コミュニケーションや職場の雰囲気が、仕事をする上でとても重要であることも学びました。私は今後も、これらを忘れず、仕事に取り組んでいきたいと思っています。
