退職代行体験談
私は以前、あるPR会社で働いていたことがあります。その会社は大手企業や政府機関の広報を担当していました。私は入社当初は仕事が楽しく、同僚たちも素晴らしい人たちでした。しかし、徐々に会社内の雰囲気が悪くなり、経営不振に陥り始めました。
私は、仕事に熱心なタイプでした。会社の業績が下降していることに不安を感じ、自分の仕事ができる限りのことをしたいと思っていました。そんな中、社長から「給料を下げたい」という話が出ました。私たちは、業績が落ちていることはわかっていましたが、社長が自ら収入を下げるのではなく、社員の給料を下げようとすることに納得がいかなかったのです。
その後、私たち社員は、会社が倒産寸前であることを知らされました。社長は、地元の大手企業に社員全員が採用される案があると言い、私たちにその面接準備をするように指示しました。しかし、その大手企業に採用された後も、元の給料を減らすことや、ボーナスが支払われないことなど、様々な嫌がらせが行われるようになりました。
私は、このままではいけないと思い、退職を決めました。しかし、会社が倒産していることや、周囲からの嫌がらせに怯えた私は、退職願を提出することができませんでした。そのため、退職までに1年以上かかってしまいました。
その1年間、私は精神的に追い詰められ、身体的にも病んでしまいました。しかし、それでも私は退職を諦めず、最終的に退職することができました。その後、私は別のPR会社で働くことができ、新しい職場での仕事に生き生きと取り組むことができました。
この経験から、会社の経営状況には常に注意を払い、雇用者の嫌がらせから自分を守るためにも、退職願を提出することが大切だと痛感しました。今後は、同じようなトラブルが発生しないよう、良好な人間関係を築ける働き方を心掛けたいと考えています。
