退職代行体験談
私は前職で教育補助員として働いていました。23歳の時に、学校現場での体験を積んでいくことを決め、大学を卒業した直後に就職先を見つけたのです。しかし、退職時に起こったトラブルに、私は大きなショックを受けました。
私が勤務していた学校は、地域の特別支援学校でした。子どもたちが様々な障がいを抱えているため、私たち職員は、日々の生活から、学校生活まで、サポートが必要でした。私たちの仕事は、子どもたちができるだけ快適に過ごせるように支え続けることでした。
当初は、この仕事にやりがいを感じ、学校現場での経験を積むことができました。しかし、退職することになった時に、上司が私に対して口頭でしか伝えていなかったことが今でも記憶に残っています。
私は退職届を提出する際、上司に対して、正式に辞める旨を伝えました。その時に、上司から「早く提出しないと大変だよ」と言われ、何も疑問を抱かずに退職届を提出しました。
しかし、その後、退職金の支払いが遅れるというトラブルが起こりました。私は、なぜ遅れているのか問い合わせをしても、上司が明確な回答をせず、「すぐに解決するように」との返答しかありませんでした。
そうこうしている内に、退職する数日前になって、上司から「休職扱いになるかもしれない」と連絡がありました。私は、なぜ休職扱いになるのか理由を聞くと、「早く退職届を出せば問題なかったのに、それが遅かったからだ」と言われました。
私はこの一件をきっかけに、上司との信頼関係が失われ、結果として退職したいと考えるようになりました。しかし、退職金の支払いが遅れたことにより、金銭的にも大きなダメージを被りました。私は退職前に別の仕事を見つけておらず、退職金が遅れることにより、経済的な支えが大きく影響することにもなりました。
この経験から、私は上司とのコミュニケーションや、契約書をきちんと読み取り、内容を改めて確認する重要性を痛感するようになりました。また、いかに自分の意思を伝えることが大切か、人とのコミュニケーションには言葉遣いや表現方法が重要であることを学びました。
今後、似たようなトラブルが起きないようにしたいと思い、この経験を胸に、仕事に取り組んでいきたいと思います。
