退職代行体験談
私は10年以上デザイナーとして働いていましたが、ある日突然退職を決意することになりました。この退職に伴い、トラブルが起きてしまったので、その経験談を書いてみたいと思います。
私が勤務していた会社は、最初はアットホームであったのですが、最近は社員のことをあまり考えず、業績に追われているような状態でした。そんな中、私自身もやりたいことを追求するために転職を決断しました。
退職願を提出したところ、上司から「一週間後に退職に必要な書類を揃えるように」と言われました。私は、真摯に仕事を遂行してきたつもりでしたが、こんな風に冷たくされたことは初めてで、悔しかった気持ちもありました。
それでも私は、書類作成に集中することに決め、早速手をつけました。しかし、書類作成中に会社から連絡があり、勤務中に私のパソコンの中身を書き換えられてしまったとのことでした。私が個人的なファイルも保存していたため、一部のデータを消されてしまいました。
これには本当に驚きました。仕事とはいえ、明らかにプライバシーにかかわる部分があるのに、意図的に私のパソコンの中身を書き換えたということは不適切だと思いました。もちろん、社員として機密情報などの取扱いには厳密に従ってきたつもりでしたが、こんな不信感を持たれると、本当に辛かったです。
そこで私は、退職の手続きを中断して、法的に相談することにしました。しかし、その後、上司から「もう一度話し合いをして解決しよう」と提案されたので、私もその申し出に応じることにしました。
話し合いの結果、私が管理する部分以外は再度データが復元され、無事書類作成は完了しました。ただ、このことで私が信頼することができなくなってしまい、やはり退職することになったので、その時は楽な気持ちはありませんでした。
以上が私が経験した退職トラブルの体験談です。社員として勤務するにあたって、自分自身を信じること、そして自分のプライバシーに関わる行為には注意することが大切だと痛感しました。私が経験したようなトラブルは、もし自分が勤務する会社でも起こり得ることなので、皆さんも要注意です。少しでも不審な動きがあったら、早めに相談して解決することをおすすめします。
