退職代行体験談
私が所属していた福祉施設では、退職トラブルが絶えない状況でした。私自身も、その1つとして経験をしたことがあるため、ここにその体験談を書かせていただきます。
私が所属していた福祉施設は、障害者と老人の日帰り施設でした。その中で、私は主に障害者の方々のサポートを行っていました。当時は、施設内の状況や、スタッフの人間関係に問題があり、退職するスタッフが多かったのです。
私自身も、この施設に入社して1年前後で、退職することになりました。理由としては、やはりスタッフの間での人間関係の問題で、心身ともに疲弊してしまったためでした。
しかし、辞職届を提出してから、トラブルが起きました。私が提出した辞職届は、法律に基づいての適切なものであり、その日から2週間後には最終的に退職する予定でした。しかし、施設側からは、その期間中にもかかわらず、いろいろな仕事を任され、責任をもって仕事を行えとの要望が来たのです。
私は、自分が提出した辞職届にはっきりと退職日が書かれていることを伝え、法律に適った方法で仕事をこなすことを求めました。しかし、施設からは、いやがらせや誹謗中傷などの嫌がらせがなされ、それが私にとって非常にストレスとなっていました。
さらに、退職日が近づくにつれて、施設に対して苦情や改善要望を出すことが多くなりました。しかし、そうすることで、逆に施設側から更に嫌がらせやプレッシャーがかかる結果となったのです。
結局、私は法的手段を講じることになりました。弁護士を雇い、労働基準法を踏まえた手続きを行い、最終的には適切な退職日を守ることができました。しかし、それによって私は精神的にもかなりのダメージを受け、しばらくの間は心のケアが必要となってしまいました。
この経験から、私は労働者として法的な知識を持つことの重要性を痛感しました。特に、いじめやパワハラが原因で退職することが多い現代社会においては、自分の権利を守るためにも、労働基準法や労働者の権利に関する知識を身につけることが非常に大切だと思います。
社会福祉士の専門職として、私は今後も労働者の権利や福祉の現場での問題に向き合っていきたいと思います。
