退職代行体験談
私は、ある医療施設で約2年間、医療助手として働いていました。
私が働いていた医療施設は、特別養護老人ホームと訪問看護ステーションを併設しており、私は訪問看護ステーションに所属していました。
当初は、仕事も楽しく、同僚や上司との人間関係も良好で、順調に仕事をこなしていました。しかし、その後、上司との人間関係にトラブルが生じるようになりました。
私が上司とトラブルになったきっかけは、私が休暇を取得する際に、上司が私に「休暇を取るなら、訪問看護を受け持てるように他のスタッフと調整しておくように」と要望したことでした。私は当然、他のスタッフとの調整はできる限り行い、上司に報告しましたが、「他のスタッフとの調整がうまく行かなかったため、休暇を取得できなかった」と報告すると、「そんなことは許されない。診療に支障が出る」と罵られることになりました。
その後も、上司は私に常に過度なプレッシャーをかけてきました。それは、私自身が医療助手としてやりがいを感じていた訪問看護の仕事に対して、無関心であるという態度が現れていたためです。私は上司の要望に応えるため、日々、訪問看護業務をこなしていましたが、上司の意向に反することがあると、すぐに叱責され、ストレスがたまるばかりでした。
そんな中、私は退職を決意しました。しかし、上司からは「辞めるなら申し訳ないが、今後の訪問看護は担当しなくてもいいから、引き続き勤務してほしい」と言われました。そこで私は、当時の人間関係が壊れる前のような、職場でのやりがいを再度見出そうと、上司の言葉に応じ、引き続き勤務することにしました。
しかし、上司の態度は変わらず、再びトラブルが生じました。この状況に我慢ができなくなり、私は再度退職の意向を上司に伝えました。しかし、上司は「辞める気があったなら、そう言ってくれればよかったのに。今からの業務はお断りする」と言われ、余計に落ち込んでしまいました。
最終的に、私は退職金が出るように交渉し、その後、医療施設を退職することになりました。
このようなトラブルに遭遇したことは、私にとって大きな経験でした。今後、新しい職場で働く際には、上司との信頼関係が大切であることを学びました。また、トラブルが生じた際には、早急に対処し、自己主張を行う必要があることを痛感しました。
