退職代行体験談
私は数年前、あるデザイン会社で働いていました。当時私は、新しいプロジェクトの一部として、非常に重要な役割を担っていました。そのプロジェクトは、非常に多くの注文を受けており、経営陣は私たちには「早急な対応」が必要だと言っていました。
当初の段階では、私たちは一生懸命に働いて、期日までにすべてを完了しようとしていました。しかし、進捗が遅いということで、経営陣から毎日のように説明責任を求められるようになりました。そして、売り上げの無駄を省くために、促進策を提示するように求められました。
私たちは最善を尽くすために、多くのアイデアを持ち込むことにしました。しかしながら、「安っぽさが目立つ」とか、「感性に反するデザインだ」ということで、私たちは経営陣から批判されるようになっていました。結局、私たちは予定の期日を達成することができず、経営陣から非難を受けてしまいました。
ところが、私たちが罪を負っているとは限りませんでした。結局、このプロジェクトが遅延したのは、会社の多くの部署で問題が発生していたためでした。すべての部署が同じ方向を向いて作業をしていなかったため、問題が発生したのでしょう。そして、最終的には私たちはクライアントから地位を返上することとなりました。
私はそれほど落ち込んではいませんでした。なぜなら、会社の問題に私が関係していないことが分かったので、辞めることを決めました。しかし、実際に辞めるためには、いくつかの問題が発生しました。
最初に、経営陣は私たちに対して、「プロジェクトの失敗はあなたたちのせいだ」と非難しました。そして、私はその理由で掛け軸やスワッチマットなどを返却するように求められました。それでも私たちは、「正確な理由」が出されていないと考えていたので、私たちはこれを拒否しました。
しかし、経営陣は手を変え品を変え、退職金の返金を求め始めたのです。私たちは、こうした要求が合理的ではないと感じました。もし、私たちが何らかの違反を行った場合は理由を説明してほしかったのですが、それが出来ずにこれらの要求が出されたのでした。
続いては、遅刻や欠勤に罰金が課せられるように警告されました。経営陣は私たちに向かって、「私たちはあなたたちに多くを費やしたが、あなたたちはとても優秀だった」と言っていました。私たちは、会社の問題に関して責任を負うことができないように、全面的に協力することに同意しました。
しかし、私たちが退職しようとすると、経営陣から新たな警告が出されました。「あなたたちは私たちの雇用計画を悪化させている」と。この時点で、私たちは自分たちが悪びれている訳ではないと理解しました。
それからもう一件、意見が完全に食い違った件があったのです。会社の上層部は、私たちに業務上の教育を受けることを提供しました。しかし、これは私たちが「会社の根源的な問題について私たち自身を顧みるようになる」ことを求められたとも言えます。
私たちが退職しようとした後、会社のオーナーによって、「あなたたちは会社にお金をかけただけで、何も貢献していない」と言われたのです。どうしてそう言われるのか、私たちは分かりませんでした。
こうした“一悶着引き起こした事態”は、退職時にはよく起こると思います。私たちには、私たちがどのように会社に貢献したかという事実に応じて埋め合わせをしてほしいと感じました。しかし、それができなかったため、私たちは退職時のトラブルに巻き込まれることになりました。
以上が、私がデザイン会社を退職する際に経験したトラブルでした。私たちは、これらの問題のいくつかを譲歩し、スムーズに退職するために動いたものの、退職時の問題を避けることはできませんでした。会社側も、問題に対して冷静に対応していれば、反感を買うこともなく、「解雇」ではなく、円滑な「退職」へと進展していたのではないでしょうか。
